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【おっぱいは誰のもの?―乳児栄養法の変遷④】戦時体制下(昭和24年頃まで~1940年代:近代)~おっぱいは牛からもらえなくなった

戦時体制下(昭和24年頃まで~1940年代:近代) 時代背景 1937年に日清戦争がはじまり、1941年には第二次世界大戦へと進んでいった。戦時中は食糧事情が悪化したことは知られており乳汁分泌量への悪影響が懸念されるが、戦争下によるデータの...
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【離乳栄養法-6-④新しい知見への期待】令和の時代~科学の進歩が赤ちゃんの食に関わる健康問題の解決にさらに貢献することを願って

令和時代~ いつの時代もヒトは乳を飲み、離乳食を食べ、幼児食へと進み次第に大人と同じかたさの食物を食べられるようになる。 ヒトがみな通過することであるが、小児が成人と違うことは、成長(発育・発達)することである。成長するということは未熟から...
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【離乳栄養法-6-③食物アレルギー】令和の時代~科学の進歩は赤ちゃんの食に関わる健康問題の解決に貢献しているか

令和時代~(2019~) 食物アレルギーとは食物により免疫反応を介して生体に不利益(マイナス)な症状が引き起こされる現象をいう。 不利益(マイナス)な症状は、食後2時間以内に起きて、30分~半日程度でおさまるのが一般的である。しかし重症にな...
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【離乳栄養法-6-②ビタミンD欠乏症】令和の時代~科学の進歩は赤ちゃんの食が関わる健康問題の解決に貢献しているか

令和時代~(2019~) 乳児において、ビタミンD欠乏によるくる病がまれでないことが、海外でも日本でも報告されている1)。これは紫外線の問題がクローズアップされたことによる日照機会の減少、ビタミンDを多く含む魚類の摂取量の減少が原因とされて...
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【離乳栄養法-4】激動の昭和時代~赤ちゃんの食は守られたか

1.昭和前期(昭和15年頃まで~1930年代) 1930年代は不況の時期であり「昭和初期の社会形態は大正デモクラシーと昭和ファシズムの間にはさまれて国内的矛盾が国民の生活に直接影響を及ぼした。」1)とされる。乳児の栄養は母乳が主であり、人工...
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【離乳栄養法-3】~明治時代から大正時代~赤ちゃんは近代栄養学の波に乗りきれたか

明治になると、海外からの情報が入り、育児書における離乳も西洋の説が引用されるようになった。母乳は生後8~10か月頃までは足りるが、乾パンを牛乳であえたもの、蓮根の粉末を牛乳で溶かしたもの等、明治になると牛乳を与えることが指導されるようになっ...
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“しょっぱいもの”はとてもおいしい‼

日本における食塩摂取量の1日の目標量は、成人男性7.5g未満、成人女性6.0g未満とされている。さらに、日本高血圧学会は、血圧が高い場合には6g/日未満を推奨している1)。 ところが日本における成人1日あたりの食塩摂取量の平均値は 10.1...
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乳幼児の食物アレルギーと皮膚の関係

皮膚への早期の治療介入が食物アレルギーの予防につながるという二重抗原曝露仮説を実証する世界で初めての研究成果が最近発表されている。 “乳児期のアトピー性皮膚炎への"早期治療介入"が 鶏卵アレルギーの発症予防につながる ~二重抗原曝露仮説を実...
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システムの不具合でメールが繋がり辛い状態が半日ほど続きましたが,ようやく復旧しました。 ご迷惑をお掛けましたこと,お詫び申しあげます。
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カバーフォトを変更しました

今度のカバーフォトは,戸田橋トワイライトです。 前回のカバーフォトは,これ。 秋の上高地